西濃運輸は4月5日から法人限定の会員制荷受人サービス「WEB受取商品状況照会サービス」を開始する。
サービス内容は、商品の配達予定の荷受人にどの荷送人から何個の商品が、いつ配達されるかなどの情報をインターネットで提供するもの。
配達当日に、ドライバーが商品の配達持ち出し入力を行うと、荷受人のメールアドレスに配達予定がメールで配信される。
また、このサービスのサイトにアクセスして、荷送人名、商品個数、配達予定時刻なども確認できる。荷受人ごとにその日の配達予定情報を提供するため、荷受人が検索する場合は事前に原票番号を知る必要がない。
また会員制のサービスのため、荷受人ごとに認証ID、パスワードを発行し、出荷と関係しない第三者が配送状況を検索することを防げる。
このほか、配送情報が事前に確認できるため、作業の段取りや人員配置の準備ができるほか、従来複数の業者が配達していた場合は、西濃運輸に配達を一本化することで商品が一括で納品され、配達情報の一元化が実現し、配達車両も削減できるとしている。