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DHL/北アジアから中東・アフリカ向けの航空貨物は年率8.3%で成長

2010年04月20日/3PL・物流企業

DHLは4月14日、DHL Global Forwardingがエジプトで上級管理職が出席する年次トレードレーン会議を開催し、トレードレーンのデータの情報を共有したと発表した。

この会議では特にエジプトと北アジア太平洋地域間の動向などが話し合われた。DHLは、北アジア太平洋地域と中東・アフリカ地域間の貿易に注力しており、北アジア太平洋地域から中東・アフリカ地域向けの貨物量は化学製品、ライフサイエンス分野の輸出の伸長により、2015年までに航空貨物で年率8.3%、海上貨物は7.1%の成長を予測している。

ケルビン レオンDHL Global Forwarding北アジア太平洋地区CEOによると、2009年の北アジア太平洋地域からエジプト向けの航空貨物、海上貨物のうち、韓国、日本、中国を合わせた貿易量は全体の75~85%を占めている。

このほか北アジア太平洋地域と中東・アフリカ地域間の航空貨物輸出では、アパレルと履物分野が最大の割合を占め、その次にエンジニアリングと製造分野の構成比が高くなっている。

2015年までにアパレルと履物分野は6%、エンジニアリングと製造分野は7%、消費財は11%の成長が見込まれている。

海上貨物では、ライフサイエンス、化学製品などの分野が輸出をけん引すると見込まれ、各産業部門は2015年までに7~8%の成長が予測されている。

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