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三菱倉庫/医薬品など増加、売上高858億7000万円

2008年11月04日/3PL・物流企業

三菱倉庫が10月31日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は858億7000万円(前期比1.9%増)、営業利益69億1700万円(8.5%増)、経常利益76億5900万円(7.6%増)、当期利益46億5000万円(1.0%減)と増収増益となった。

部門別の概況は、物流事業の倉庫・陸上運送が飲料などの取扱が減少したものの医薬品などが増加。売上高は倉庫事業で0.2%増の131億2600万円、陸上運送事業では0.6%増の129億1000万円となった。港湾運送事業はコンテナ貨物の取扱量増加で4.0%増の107億6000万円。国際運送取扱事業は、航空貨物の取扱量減少などが影響し0.8%減の243億7800万円で推移した。

物流事業全体の営業収益は、 1.0%増の669億100万円、営業費用は倉庫用施設減価償却費は減少したものの、新規子会社の費用計上などで0.6%増の640億300万円となった。このため営業利益は10.6%増の28億9700万円となった。

不動産事業は不動産賃貸事業で、東京地区のオフィスビル入居などで2.7%増の157億1500万円となった。設計施工事業は受注増で増収。不動産事業全体では6.1%増の196億6000万円。営業費用は、オフィスビルなどの減価償却費が減少したものの、受注増加に伴い設計施工費が増加したため6.0%増の136億6000万円。このため営業利益は、6.2%増の59億9900万円となった。

通期の業績予測は計画通りの推移と見ており、売上高1700億円(0.3%増)、営業利益123億円(0.1%増)、経常利益136億円(2.1%減)、当期利益76億円(14.3%減)とほぼ横ばいのまま推移する見通し。

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