伏木海陸運送が5月10日に発表した2010年6月期第3四半期業績によると、売上高67億7600万円（前年同期比15.8％減）、営業損失8800万円（前期は3億1000万円の営業利益）、経常損失6600万円（2億4400万円の経常利益）、当期損失7900万円（1億4900万円の当期利益）となった。
港運事業の売上は、荷動きの低迷により34億1200万円（26.7％減）、営業利益は1500万円（97.2％減）となった。
通運事業の売上は、大手製紙工場が閉鎖したことにより、JRコンテナの取扱いが大きく減少し、1億5700万円（44.9％減）、営業損失は6700万円となった。
倉庫業の売上は、2億4000万円（5.9％減）、営業利益は4300（32.7％増）。貨物自動車運送業の売上は、工場稼働率の低下によりウッドチップ、石炭等の輸送量が減少し、16億3300万円（11.4％減）、営業利益は1300万円（75.6％増）となった。
ローリー運送事業の売上は、企業の生産活動の低下に伴う軽油・重油の出荷量の落ち込みにより5億2900万円（12.2％減）となったが、営業利益は400万円で前期比3200万円の増益だった。
通期の業績は、売上高91億円、営業利益1億1000万円、経常利益1億1000万円、当期利益4000万円の見通し。
