伏木海陸運送が2月8日に発表した2010年6月期第第2四半期決算によると、売上高は45億1700万円（前年同期比26.3％減）、営業損失1億700万円（前期は5億5100万円の営業利益）、経常損失6200万円（5億3800万円の経常利益）、当期損失8600万円（3億4600万円の当期利益）となった。
第3四半期の通運事業は、昨年大手製紙工場が閉鎖した影響でJRコンテナの取扱いが大きく減少したため、売上高は1億300万円（55.9％減）、営業損失は4900万円となった。取扱量は1万トン（73.8％減）だった。主な取扱貨物はJRコンテナ貨物など。
倉庫業の売上高は1億6400万円（2.3％減）、営業利益は3100万円（46.2％増）となった。取扱量は24万トン（23.3％減）で、保管貨物はオイルコークス・ダスト、巻取紙、製材・集成材などだった。
貨物自動車運送業の売上高は、工場稼働率の低下でウッドチップ、石炭などの輸送が減少し10億8700万円（26.7％減）、営業利益は500万円（54.4％減）となった。取扱量は、137万3000トン（22.5％減）で、主な輸送貨物は、ウッドチップ、国際海上コンテナ貨物、炭材など。
ローリー運送事業の売上高は、企業の生産活動の低下で軽油・重油の出荷量が落ち込み、3億3000万円（16.6％減）、営業損失は1000万円と前期比で500万円損失が増加した。
通期は売上高91億円（11.3％減）、営業利益1億1000万円（66.7％減）、経常利益1億1000万円（63.6％増）、当期利益4000万円（80.9％増）を見込んでいる。
