ヒューテックノオリンが5月10日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は323億3000万円（前年同期比2.0％増）、営業利益22億5800万円（22.5％増）、経常利益24億円（22.0％増）、当期利益13億900万円（26.1％増）となった。
運送事業は、関西地区での既存顧客の稼動増や、量販店向けの仕分配送業務の増加などで売上高は223億4700万円（2.1％増）、営業利益は、燃油価格の安定推移や業務改善効果などで31億5100万円（15.1％増）となった。
倉庫事業は、高槻営業所のフル稼働や新規寄託者の獲得などで、売上高は90億2100万円（4.9％増）、営業利益は、原油価格の下落に伴う電力費の削減や業務改善による外注費の削減などで9億7400万円（52.3％増）となった。
利益面では、原油価格が比較的安定し燃油費や電力費を一定の水準で抑制できたこと、固定費の圧縮や、グループで取組んでいる業務改善による経費削減効果により、営業原価を抑制した。
来期は売上高329億円（1.8％増）、営業利益21億円（7.0％減）、経常利益22億円（8.3％減）、当期利益11億5000万円（12.2％減）を見込んでいる。
