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上組/売上高11%減の1938億円、営業利益10.4%減の188億円

2010年05月14日/3PL・物流企業

上組が5月14日に発表した2010年3月期決算によると、売上高1938億7000万円(前期比11%減)、営業利益188億6900万円(10.4%減)、経常利益199億2800万円(11.7%減)、当期利益112億5400万円(13.1%減)となった。

物流事業部門における港湾運送事業は、製鉄原料、飼料・穀物、自動車、コンテナなど輸出入貨物とも依然として低調な取扱いで、売上高730億9100万円(7.1%減)となった。

自動車運送関連事業は前連結会計年度に比べて収の319億400万円(5.6%減)、倉庫業は184億100万円(5.2%減)、倉庫工場荷役請負業は156億4800万円(11.3%減)、重量貨物運搬業は55億5600万円(24.8%減)となるなど、物流事業部門全体は1851億9800万円(10.4%減)となった。

次期の見通しは、顧客ニーズに即した物流をデザインする「上組デザイン物流」の創造からグローバル・ロジスティクスの構築を目指す。

さらに、経営の多角化と事業基盤を一層強化するため、サニープレイス事業部の設置による不動産賃貸事業への本格参入や農業法人会社を設立し、農業分野への進出を図る。

次期の業績は、売上高2120億円、営業利益217億円、経常利益226億円、当期利益131億円を見込んでいる。

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