LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日本ロジスティクスファンド/営業利益10%増

2010年03月05日/決算

日本ロジスティクスファンド投資法人が3月5日に発表した2010年1月期期決算によると、売上高は45億7600万円(前年同期比1.2%増)、営業利益23億5300万円(10.2%増)、経常利益21億800万円(8.0%増)、当期利益21億700万円(8.0%増)となった。

1月31日の時点で運用資産26物件(取得総額1158億500万円)、総資産額は1218億5800万円となった。国内での宅配便、食品、日用品などの荷動きは比較的堅調に推移し、取り扱い量の減少は限定的な水準にとどまったと見ている。

テナントのコスト意識は強く、賃料の減額要請は増加傾向にあるため、賃料の下落幅を最小限にとどめ、各テナントにおける施設の重要性などを考慮したうえで、賃貸期間の長期化を図るなどポートフォリオの収益安定化につながる対応を進めた。

また、期末時点での有利子負債総額は302億円、有利子負債比率は24.8%となった。さらに3月2日付で、プロロジスパーク習志野3(同法人の呼称は習志野物流センター2、延床面積4万9809.58㎡)の不動産信託受益権の準共有持分90%を取得。プロロジスと共同で所有する。

来期はプロロジスとの「パイプラインサポートに関する協定書」を活用した投資機会の確保、三井物産や中央三井信託銀行などスポンサーのネットワークを活用した物件情報の収集などを強化し、売上高48億7900万円、営業利益25億2300万円、経常利益22億5900万円、当期利益22億5800万円を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース