日本郵船は5月24日、ストックウェル・デイ カナダ予算庁長官兼アジア太平洋ゲートウェイ担当相、ジョナサン T.フリード駐日カナダ特命全権大使らが20日に同社を訪問し、宮原耕治会長らと会談したと発表した。
今回の訪問は、ブリティッシュ・コロンビア州から内陸部に向かう物流インフラのネットワーク整備を行い、アジアから北米内陸に輸送される物流を誘致するアジア大洋州ゲートウェイ構想を説明するため。
会談では宮原会長が、同社も太平洋ゲートウェイ構想に強い関心を抱いていると述べたほか、カナダとはバンクーバーへの第1船が寄航した1920年からの歴史を共有しており、今後も関係を強化していきたいとの決意を表明した。これに対しデイ予算庁長官兼アジア太平洋ゲートウェイ担当相も、双方の関係強化を願う言葉を述べた。