本田技研工業は5月25日、中国の広汽ホンダが生産能力を現在の年間36万台から48万台に拡大すると発表した。
広汽ホンダは現在、黄埔工場で24万台、増城工場で12万台を生産しており、2011年後半までに増城工場の生産能力を24万台に増強する。このため各工程の設備を増強し、工場排水のフル循環システムを進化するなど、環境に配慮した最先端の工場を目指す。
投資額は約9.3億元(約125億円)を予定しており、従業員数も現在の6800名から8000名に増員する。広汽ホンダは2011年に自主ブランド「理念」の発売を予定している。