日立製作所は6月17日、4月1日に発足した電池システム社で、2014年度に売上高2500億円を目指すと発表した。
電池システム社では、リチウムイオン電池を鉄道や環境対応自動車向けに出荷しており、今後は無停電電源装置やスマートグリッドなど大型産業用に電源ソリューション事業を展開。電池の充電・放電を最適化するシステムや、保守・サービス事業などを推進し、グループ会社の新神戸電機とも連携する。
また、5月にスマートシティ向けなど大型産業用電池に関するグループ連携の開発プロジェクトを発足し、広範囲に適用可能なセルと制御プラットフォームの開発を始め、このプロジェクトには、3年間で50億円を投資する。