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日立物流/売上高14.6%増、営業利益94%増

2010年07月29日/決算

日立物流が7月29日に発表した2011年3月期の第1四半期の業績は、売上高878億円(前年同期比14.6%増)、営業利益39億円(94.8%増)、経常利益39億円(92.5%増)、当期利益15億円(37.9%増)となった。

国内物流事業では、システム物流サービスの拡大の取組みとして、同一業界の複数の顧客を対象に効率的な運営が可能な共同保管・共同配送を実施する「業界プラットフォーム事業」の推進にも努めた。

また、M&Aにより新規連結化した物流子会社を基点に、荷主の物流アウトソーシングニーズに沿った提案を実施し、システム物流の新規受託に向けた営業活動に積極的に取組み、売上高は612億7100万円(8%増)、営業利益54億7600万円(38%増)となった。

国際物流事業では、生活関連顧客向けに新規案件をインドネシアにて立上げるなど、グローバル案件
の受託が着実に増加し、北米においては、引続き事業構造の改革に努め、業績の改善を図った。

欧州では、チェコのESA社の輸送網を活用して業容の拡大に努め、中国では、昨年4月に設立した中西部(内陸部)の河南省の合弁会社との連携強化を図るなど、事業拡大に努めた。

これらの結果、国際物流事業事業の売上高は225億7400万円(38%増)、営業利益4億6700万円となった。

通期は、売上高3700億円(11.5%増)、営業利益148億円(16.3%増)、経常利益146億円(15.2%増)、当期利益75億円(29%増)を見込んでいる。

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