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日本梱包運輸倉庫/第1四半期、営業利益2倍の22億円

2010年08月05日/決算

日本梱包運輸倉庫が8月5日に発表した2011年3月期の第1四半期決算は、売上高306億400万円(前年同期比8.8%増)、営業利益22億9700万円(118.1%増)、経常利益21億8800万円(33.6%増)、当期利益11億4200万円(100.6%増)となった。

主要顧客の自動車業界を中心に製造業の生産量が増加、貨物取扱量が増加したため増収となった。業務量の増加や、設備投資の抑制による減価償却費の減少など、固定費の削減により営業利益が改善した。

運送事業の売上高は143億7700万円(21.3%増)、営業利益は5億5600万円となった。景気の持ち直しによる輸送量増加で売上高が増加し、減価償却費の減少などで大幅に営業利益が改善した。

倉庫事業の売上高は43億6300万円(2.1%減)、営業利益は8億8400万円(18.2%増)となった。取引先の在庫圧縮などにより売上高は減少したものの、固定費の削減などにより、営業利益は増加した。

梱包事業の売上高は83億200万円(2.5%減)、営業利益は6億4300万円(206.2%増)となった。タイの子会社における決算日変更に伴う3ヵ月分の売上高増加があったが、輸出梱包業務に係る梱包資材が無償支給になったことに加え、北米における主要取引先の業務量減少や為替の影響などにより減収となった。

通期は売上高1250億円(7.6%増)、営業利益96億円(16.7%増)、経常利益105億円(7.2%増)、当期利益61億円(16.6%増)の見通し。

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