LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

住友倉庫/取扱増と経費圧縮で営業利益56.7%増

2010年08月05日/決算

住友倉庫が8月5日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると、売上高326億1600万円(前年同期比12.9%増)、営業利益24億6900万円(56.7%増)、経常利益30億1100万円(57.6%増)、当期利益18億3300万円(64.5%増)となった。

国際輸送と港湾運送を中心に貨物の取扱いが回復したことに加え、前年度に稼働した配送センターが寄与し増収。取扱増加に加えて経費の圧縮が要因となり営業利益が増加した。

経常利益は受取配当金の増加等によって57.6%増だった。固定資産売却益の計上などで特別損益がやや改善したことから、当期利益は64.5%の増益となった。

物流事業の売上高は301億4900万円となり、収益の増加に加え、営業原価の圧縮に努めたことから、営業利益は18億9200万円だった。内訳をみると、倉庫売上高は、前年度に稼働した配送センターの寄与等により、52億7300万円。

港湾運送売上高は、92億7700万円。コンテナ荷捌においては既存航路が堅調に推移したことに加え、前年度に取扱開始した新規航路の寄与等があったほか、一般荷捌においては輸出、輸入とも取扱量が回復してきたこと等が要因だった。

国際輸送売上高は63億1300万円。アジア地域における国際一貫輸送や航空貨物の取扱回復、海外子会社における現地物流の取扱拡大などが影響した。陸上運送ほかの売上高は、前年度に稼働した新規施設の寄与などにより陸上運送収入が増収となり、92億8500万円となった。

通期業績は、売上高1280億円、営業利益85億円、経常利益92億円、当期利益52億円の見通し。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース