SBSホールディングスが8月10日に発表した2010年12月期の第2四半期の決算は、売上高559億1800万円（前年同期比3.8％減）、営業利益16億7700万円（41.8％増）、経常利益21億6100万円（34.7％増）、当期利益13億6700万円（19.9％増）となった。
物流事業は、新たにネット通販企業向けの物流センターやチルド食品メーカー向け3PL業務を相次いで立ち上げるなど事業拡大に取り組んだものの、荷動きは、輸出入やメーカー関連では改善傾向にありますが、消費財関連などは本格的な回復していないため、売上高は516億2500万円（0.7％減）、営業利益は、燃料費の上昇がったが、コスト削減努力により、12億2800万円（14.6％増）。
マーケティング事業は、昨年3月末に実施したメール便サービスの子会社売却で、売上高は10億18
00万円（61.4％減）だったが、営業利益は1700万円（40.4％増）となった。
人材事業は、景気低迷による作業量の減少と派遣先企業が日雇派遣の原則禁止を含む法改正を見据えて直接雇用を推進するなど需要の減少が続き、売上高は20億7900万円（18.2％減）、営業利益900万円（89.5％減）と減収減益となった。
金融事業は、売上高は8億9600万円（29.0％増）、営業利益は3億6500万円（57.5％増）。
（その他の事業セグメント）
通期は売上高1160億円（0.3％増）、営業利益32億円（10.8％増）経常利益30億円（20.0％減）、当期利益20億円（0.6％増）を見込んでいる。
