日本通運は9月2日、博多・門司港発シンガポール向け定期海上混載サービスを開始した。
新サービスでは、直接シンガポールへ向かう船を利用したダイレクト混載サービスを開始したもので、安定したスケジュールで、積み替えによるダメージの恐れが無い高品質なサービスの提供が可能となった。
さらに、シンガポールをハブ港として、世界各地へ転送できるマルチカントリーコンソリデーション（MCC）サービスを利用しやすくなり、九州地区発の貨物にとって利便性が高まるとともに、輸送ルートの選択肢が広がるとしている。
これまでの博多・門司港発のシンガポール向けの貨物は、香港向けサービスに積んだ後、香港からシンガポール向けに再混載を仕立てるか、神戸へ転送した後、神戸港発シンガポール向け混載サービスを利用して輸送していた。
問い合わせ
日本通運
海運事業部混載センター
担当：永井・落合・江森
TEL.03-5434-0785
