旭化成クラレメディカルは9月29日、アフェレシス（血液浄化）治療用製品の生産体制強化を図るため、大分市の工場内に分散している生産設備を集約・近代化した新アフェレシス工場が完成し、設備移設完了製品の生産を開始すると発表した。
他製品についても設備移設完了後、順次生産を開始する。
新アフェレシス工場の建設は、既存設備を集約するとともに生産プロセスを革新し、製品競争力の強化を図るのが目的だ。同時に、今後新しく事業化する新規製品の生産拠点としても有効活用する。
新アフェレシス工場建設計画の概要
場所：大分県大分市（旭化成クラレメディカル大分工場所有地内）
生産品目：血液浄化関連製品（中空糸膜血漿分離器「プラズマフロー」、持続緩徐式血液濾過器「エクセルフロー」、白血球細胞除去用浄化器「セルソーバ」等）
投資額：約19億円
