新日本製鐵とテルニウムは10月5日、メキシコで合弁会社を設立する正式契約を締結したと発表した。
2社はメキシコにおける自動車用（合金化）溶融亜鉛メッキ鋼板製造・販売合弁会社の設立で協議してきた。
合弁会社では、約3億ドルを投資して新日鉄の日本国内最新鋭設備と同等の溶融亜鉛メッキラインを、メキシコ・モンテレー市郊外に建設し、2013年の稼働を目指す。自動車用外板・高張力鋼板を含む高級・高品質の（合金化）溶融亜鉛メッキ鋼板を製造・販売する。
メキシコ自動車市場は成長が期待されており、2社は重要なマーケットと位置付けている。
合弁会社の概要
会社名：TENIGAL
事業内容：（合金化）溶融亜鉛メッキ鋼板を製造・販売
資本金：1億7500万ドル
出資比率：新日鉄49％、テルニウム51％
生産能力：40万トン／年
投資額：約3億ドル
稼働開始時期：2013年
