日本郵船の子会社、日之出郵船の運航在来船「IZUMI」が10月10日現地時間午前8時53分(日本時間午後2時53分)に、船主宛にSSAS(船舶保安警報装置)にて警報を発信した後に連絡が取れなくなった。
IZUMIは総トン数14,162トンで、ケニアモンバサ沖南南東65kmを航行中だったが、その後何度か、本船からの一方的なSSAS警報を受信したが、こちらからの連絡がとれないため、海賊に拉致された可能性が高い、と判断されている。
一方で、関係当局からの連絡によれば、デンマーク艦船より本船が海賊に乗り込まれているとの情報があり、確認を急いでいる。
本船は日本で主として鉄鋼製品を積載後、アフリカモンバサ港に向け航行中だった。
乗組員は、フィリピン人20名、計20名(船長を含む)。