玉井商船が11月4日発表した2011年3月期第2四半期業績によると、売上高34億9400万円(前年同期比51.4％増)、営業利益4億4600万円(2億6800万円の営業損失)、経常利益6900万円(3億4700万円の経常損失)、当期利益2100万円(2億1200万円の当期損失)となった。
外航海運部門では、燃料油の高止まりと対米ドルが円高へ推移するというマイナス要因もあったが、堅調に推移した市況を背景に高採算のスポット・カーゴ等を獲得し、大幅な増収となった。
内航海運部門では、国内景気の回復から内航貨物の荷動き量が僅かながら回復したものの、収益の大幅な改善には至らなかった。
通期の業績予想は、売上高69億円(20.6％増)、営業利益8億6000万円(317.5％増)、経常利益4億3000万円(305.7％増)、当期利益2億5000万円(309.8％増)の見通し。
