川西倉庫が11月11日に発表した2011年3月期第2四半期業績によると、売上高108億2500万円(前年同期比5.6%増)、営業利益4600万円(営業損失3100万円)、経常利益5900万円(経常損失1900万円)、当期利益8200万円(当期損失2700万円)となった。
国内物流事業では、前年同期に比べ船内荷役業務の回復や輸出入貨物が増加し、港湾運送業務、貨物運送取扱業務、通関業務、流通加工業務等は増加した。
貨物運送取扱業務については、2010年6月から配送業務の新規受託があり、売上高は増加。倉庫業務は、保管高および保管残高が減少したことにより、低調に推移した。この結果、営業収益は91億9200万円、セグメント利益は3億900万円だった。
国際物流事業では、アジアからの輸出入貨物が増加したことにより、売上高は増加したが、海上運賃単価の上昇や円高による影響もあり、セグメント利益は減少となった。売上高は15億6700万円、セグメント利益は5000万円となった。
通期の業績予想は、売上高220億円(8.3%増)、営業利益1億3000万円、経常利益1億4500万円、当期利益9200万円の見通し。