豊田通商は11月18日、中国の投資・コンサルティング会社、シンウェイ社と合弁で、中国におけるEコマースサイトの運営を目的とした新会社J-Express社を設立の契約を締結した。
J-Express社は、取引先より商品の寄託を受けて、アジア最大の電子商取引企業グループアリババグループ(本社:中国杭州市)の子会社である中国最大のインターネット通販サイト「淘宝(タオバオ)」において、そのブランド直営Eコマースサイトを運営する。
J-Express社では上海のコールセンターと物流倉庫の活用を予定し、消費者のオーダー管理から、商品の入荷、在庫、物流配送までを一括管理する。
パートナー会社である信維社はタオバオと友好関係にあり、J-Express社は中国で約80%の市場シェアを占有するタオバオへのEコマースサイト推薦など優先的に顧客のEコマース事業への参入をサポートする。
豊田通商では、グループ会社のレッグウェアブランド「福助」のサイトを開設すると共に、今後アパレル以外の生活関連分野の商品も中国Eコマース市場へ展開し、川上から川下まで一貫したグローバルレベルでのバリューチェーンを構築する。