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日本郵船/海洋研究開発機構と海洋観測装置設置で協力

2010年11月20日/3PL・物流企業

海洋研究開発機構と日本郵船は11月19日、国際科学プロジェクト「アルゴ計画」を支える海洋観測装置(以下:Argoフロート)の観測網強化を図るため「全球における海洋観測装置の設置協力について」の覚書を締結した。

Argoフロートは、全世界の海洋の状況をリアルタイムで監視・把握するシステムを構築を目指して進められているアルゴ計画に必要とされる装置で、気候変動や地球温暖化の研究をはじめ漁業・海運に重要な海流予測などに不可欠なもの。

日本が実施するArgoフロートの投入作業は、国内の大学や水産大学校・水産高校、水産庁、気象庁、海上保安庁など公的機関の所有船舶の協力の下行ってきたが、民間企業としては初めて、日本郵船が協力する。

日本郵船は所有する豊富な船舶と航路を活用したArgoフロートの展開を主に太平洋地域で行うことで、これまで関係機関が所有する船舶ではアクセスが難しかった遠洋への定常的な投入が可能となる。

■アルゴ計画
http://www.jamstec.go.jp/J-ARGO/overview/overview_1.html

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