日本郵船は1月12日に発生したハイチ地震の被災地の子どもたちにサンダル5000足を無償輸送した。
これは2004年に国際人道支援機関ジャパン・プラットフォーム(JPF)と協働で立ち上げた「日本郵船グループJPF物資協働プロジェクトの一環として行われたもの。
サンダルはブリジストン系列のタイヤ館から提供され、日本郵船が東京~リオハイナ(ドミニカ共和国)間を無償で海上輸送。現地で活動する特定非営利活動法人アドラ・ジャパンに引き渡され、ハイチの首都ポルトープランス付近の避難村に到着。10月29日までに、すべてのサンダルが子どもたちに配布された。
ハイチでは、地震発生から10か月経った今でも避難民村に住む子どもたちは劣悪な環境で生活をしている。サンダル配布事業は、足のけがが原因で起こる破傷風などの病気から子どもたちを守ることができ、多くの子どもたちに喜ばれている。