センコー(株)は5月16日、執行役員を対象に、株式報酬型ストックオプションとして新株予約権を発行することを決めた。
執行役員に対する報酬制度改革を進めた結果、これまでの退職金制度を廃止。業績と株式価値の連動性を強固にして「株価上昇によるメリットと下落によるリスクを株主と共有する」ことで、企業価値増大への意欲、士気高揚を狙う。
発行する新株予約権は金銭の払い込みが不要で、同社普通株式2万5000株が上限。付与された新株予約権は、同社と連結子会社の取締役、監査役、執行役員を退任した翌日から平成39年6月30日までの間に行使できる。