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東部ネットワーク/平成19年3月期、増収減益

2007年05月17日/決算

東部ネットワーク(株)の平成19年3月期の売上高は、前事業年度の過去最高を更新し9,350百万円(前期比14.2%増)となったものの、営業利益は、事業の拡大・成長するための戦略的投資を実施したため諸費用が増加し、421百万円(25.1%減)、経常利益も459百万円(22.8%減)で、当期純利益は292百万円(21.8%減)となった。

同社は積極的に物流の『最適化提案営業』を推し進め、関東経済圏主体の営業体制から、関西経済圏への進出や、北陸、信越地域からの物流も取り込み、本年年初から清涼飲料輸送は、東海地域から関西圏への新規輸送を受注したので、輸送拠点の拡充、整備、車両の増強と大型化(トレーラー化)等戦略的投資を行うとともに、既存営業所の輸送体制も複合輸送体制に切替え、広域輸送体制を一段と確固たるものにするため、協力会社との提携も強化した。

また、ISO:14001(環境マネジメントシステム)の認証を取得するとともに、デジタルタコグラフ(安全運転・経済運転状況をGPS機能を搭載し記録できる機器)を全車両に装備した。

次期の見通しは、貨物自動車運送事業のびん・容器輸送において、前期より稼働した播磨営業所を基点とした関西圏での新規荷主の獲得等による効果、清涼飲料輸送では、既存物流会社の再編によって新規契約が締結できたことにより、大幅な増収を見込んでおり、売上高は全体で9,588百万円(前期比2.5%増)を見込み、営業利益522百万円(24.0%増)、経常利益555百万円(20.9%増)、当期純利益313百万円(7.4%増)と収益面で大幅に改善し、増収増益を見込んでいる。

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