米DHLは、マイアミ州フロリダに本社を置くのエースター・エア・カーゴ社の議決権付株式24.9%を含め、少数株式49%を取得したと発表した。また、同社と契約している機体、乗務員、機体整備、保険などのリース契約(ACMI契約)を2019年まで延長した。
DHLは航空分野への戦略的投資を行っており、米国での業務を支えるエアネットワークの弾力性を強化。この投資の第一弾となったのが、ニューヨーク州パーチェスのポーラエアカーゴ社への投資で、「高度な顧客ニーズに従来以上に対応できる米国-アジア間のエクスプレス輸送サービスが提供可能になる」としている。
エースター社は現在、航空機44機を運航、米国、欧州、中東の顧客にサービスを提供しているほか、オハイオ州ウィルミントンにあるDHLの航空業務を統括するハブとニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミにあるDHLのゲートウェイを直行便で結んでいる。