日本通運(株)は、業務の効率化と一層のサービスの向上を推進するため、ペリカン便サービスドライバーが携帯する次期ドライバーズ端末の開発に、富士通(株)と共同で着手した。
全国約800か所の営業所に約2万台を順次導入し、2008年5月よりドライバーズ端末システム「DREAM(ドリーム)」として稼働させる。
現在、日本通運のサービスドライバーは「ドライバー端末」「データ通信用端末」「携帯電話」を携帯している。
次期ドライバーズ端末では「音声・通話機能」と「通信機能」を融合したモジュールを搭載することにより、宅配便業界で初めて1台の業務用端末で「音声・通話」と「データ通信」が可能になる。
また、1台とすることで通信コストも大幅に削減する。
日通では、新ドライバーズ端末の導入により、サービスドライバーの所持品の削減と作業プロセスを軽減、業務を大幅に効率化し、集荷・配達のスピードアップを図る。