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日立情報システムズ/流通BMSソリューション「REDISuite」提供開始

2007年11月30日/IT・機器

日立情報システムズは11月29日、流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS)に対応した流通業向け受発注EDIサービスとして、流通BMSソリューション「REDI Suite(レディースイート)」の提供開始した。

「REDISuite」は、インターネットをベースとした次世代EDIをはじめ、あらゆる手順・インターフェースに対応した流通業向けのワンストップ型EDIサービスで、日立情報の豊富なEDIシステム構築・運用実績を活かし、自社導入型、アウトソーシング型、ASP型と、要望に応じたきめ細かいサービスを短期間で提供する。

日立情報では昨年12月、ユニーのビジネスパートナーとして、経済産業省の「次世代EDI共同実証プロジェクト」に参画した。

「REDISuite」は、このプロジェクトを通じて日立情報が構築し、ことし2月よりユニーが利用している次世代EDI機能を、サービスとして整備したもの。

日立情報では「REDISuite」を、スーパーマーケットなどの小売業や卸売業に向けて拡販し、2010年度までに35,000社の利用、小売・卸売業のシェア50%を目指し、2010年度に、EDI関連事業の売上高80億円を見込んでいる。

流通業界では小売・卸売業間の受発注業務などの取引において、従来使われてきたJCA手順から、より高速で廉価な国際標準手順ebXML・EDIINT-AS2・JX手順を利用した次世代EDIへの切り替えが進んでいる。

また、こうした新手順への切り替えを前提に、流通サプライチェーン全体を巻き込んだ業務革新への取り組みも始まっており、中堅・中小規模流通業への普及も見込まれている。

1983年よりEDIサービスを開始した日立情報では、流通関連システムの構築実績とネットワーク・データセンタの運用実績を活かして利用企業数を拡大し、2007年11月現在、約20,000社の小売業・卸売業が日立情報のEDIサービスを利用している。

こうしたEDIの豊富な構築・運用実績と、流通システム標準化事業にユニーと共同で参画した実績をもとに、日立情報では中堅・中小規模の小売・卸売業の業務改革を目指し、流通BMSソリューション「REDISuite」を提供開始したもの。

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