AMBプロパティー・コーポレーションは、DHLエクセル・サプライ・チェーンに対し、北米、欧州、アジアで計59万平方フィートの物流不動産をリースした。
今回契約分のうち49万1000平方フィートは、シアトルおよびタコマ港の近くの不動産。リース契約対象は「AMBバレー・ディストリビューション・センター」で、エクセルの米西海岸での新しい地域物流ハブとして機能するもの。高速道路にも近く、シアトル/タコマの中間地点に位置している。
両港はこの5年間、毎年9%のペースでコンテナ貨物取扱量が伸びている。今回契約した約49万平方フィートはすべて、メーカーなどによりリース契約済みとなっており、うち26万平方フィートはゼネラル・エレクトリック社が使用することを決めている。
このほか、AMBはDHLに対し、オランダのロッテルダムで8万5000平方フィートを、シンガポールのチャンギ国際空港で1万4000平方フィートの物流不動産をそれぞれリースした。うち同空港の分については、DHLが3PL業者となり、米テキサス州のハイテク企業の航空貨物取扱業務を主に行っている。(翻訳)