凸版印刷は、次世代の機能性フィルムの製造拠点として、埼玉県深谷市に新工場を建設、2009年度中に量産を開始する。
新工場では、次世代のバリアフィルムや太陽電池向けのバックシートなどの機能性フィルムを製造し、産業資材市場での事業拡大を図る。
今回の工場建設は、同拠点での第1期工事にあたり、「GLフィルム」や太陽電池バックシート等の機能性向上により、新たな市場を開拓することを目的としており、ハイバリア性を追求した新フィルムなど、さまざまな機能を持つフィルムを製造する。
なお、2010年には第2期工事の着工を予定しており、太陽電池バックシートやほかの機能性フィルムなどの高機能フィルム部材の国内最大級の製造拠点として、幅広い用途に対して供給を図り、産業資材市場での事業を拡大する。
新工場の第1期工事概要
所在地：埼玉県深谷市本田
敷地面積：166,233㎡
建築面積：6,669㎡
延床面積：7,612㎡（鉄骨平屋建て）
建物着工：2008年8月1日
建物完成：2009年2月
製造品目：各種機能性フィルム
投資額：約100億円
