ニチレイが12月2日に発表した第91期中間グループ報告書(2008年4月~09年3月)によると、畜産事業で鶏肉が伸長したことや低温物流事業で欧州地域での保管と運送事業が好調だったことが、全体の増収に寄与した。
低温物流センターでは、ことし6月にはキョクレイ山下物流センター(横浜市中区)の第1期建て替え(増加能力1万1054t)が完成したほか、7月にはニチレイ・ロジスティクス中国松江物流センター(島根県松江市)の増設(1651t)が完成した。
また、Hiwa Rotterdam Port Cold Stores B.V.(オランダロッテルダム市)の物流センターの増設(1万8700t)が10月に完成した。