クラリオンは1月29日、緊急構造改革を発表し、グループ生産拠点と事業所の再編、要員の適正化などにより、年間200億円規模の収益対策を実施する。
生産体制は、売上減に伴い全世界グループ生産能力の30%スリム化をするため、2010年12月を目途に国内水戸生産拠点を郡山生産拠点に統合し国内一拠点とし、タイ新工場の建設を延期すると同時に、既存海外生産拠点の閉鎖・再編を進める。
国内外のグループ要員数を12,000名規模から平2010年3月末を目途に9,000名以下の体制にするとともにグループ物流改革、VE活動の徹底などによるコスト構造の見直し、世界集約購買・調達を強化し材料費低減を加速する。