三菱自動車工業と三菱商事は3月31日、中国での三菱自動車の輸入・販売のための新会社、三菱汽車銷售（シャオショウ）（中国）有限公司が4月1日から営業を開始すると発表した。
両社は、ことし2月に折半出資によって設立した三菱汽車銷售（シャオショウ）（中国）有限公司に対して人員を増強した。マーケティング強化や、ディーラーとの関係強化、部品供給の迅速化、アフターサービスの充実など、販売拡大に向けての施策を展開していく。
三菱自動車の中国での輸入完成車事業については、2005年に三菱商事の中国現地法人、三菱商事（上海）が販売を開始。2006年度4124台（前年同期比215.0％）、2007年度1万1537台（279.0％）と伸張している。今回の販社設立を機に、輸入完成車事業に三菱自動車も参画。中国市場での三菱自動車のシェア拡大に注力していく。
