安田倉庫が8月6日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は79億4600万円(前年同期比6.9%減)、営業利益6億4000万円(35.7%増)、経常利益6億1500万円(40.3%増)、当期利益3億7300万円(52.2%増)となった。
事業別の概況は、物流事業部門で前年度に開設した営業所が収益に寄与したものの、荷動きが全般的に低調に推移したため国際貨物取扱料を中心に減収を記録。一方、前期に発生した拠点開設に係わる一時費用が減少したため増益となった。物流事業部門の売上高は7.0%減の66億1100万円、営業利益は24.4%増の5億9900万円となった。
不動産事業部門では、一部施設の稼働率の低下や受注工事の減少のため売上高は6.3%減の14億1300万円、営業利益は7.6%減5億3800万円だった。
通期は売上高350億円(0.3%増)、営業利益31億円(3.3%増)、経常利益29億円(3.6%増)、当期利益16億円(0.4%増)を見込んでいる。