商船三井は10月21日、12月に北米東岸-ヨーロッパの大西洋航路を改編すると発表した。
商船三井などで構成するザ・ニューワールドアライアンスは、同航路のAPX、ATS、ATNサービスで、マースクラインとスペース交換を行っているが、マースクラインが運航するATNサービスが12月で休止されるため、ニューワールドアライアンス運航のAPXサービスで寄港地を追加し、大西洋航路の合理化を図る。
今回の改変でAPXサービスにアントワープ、ルアーブルを寄港地に追加。新ローテーションではマンザニーロ、マイアミなどに加えてこの2港に寄港する。
今回の改編に伴いATSサービスも改編され、マースクライン、APL、HMMの3社の協調で継続される。商船三井は大西洋航路をAPX航路に集約し、ATSサービスのヨーロッパ各港には引き続きAPXサービスで寄港する。