オムロンは11月26日、2010年4月をめどに、連結子会社であるオムロン倉吉へスイッチ事業を会社分割(吸収分割)させると発表した。
オムロン出雲を存続会社であるオムロン倉吉に吸収合併させ、商号変更をする。
同社スイッチ事業は、今後も堅調な成長が見込まれる市場で競争優位を築くために、事業戦略と技術をベースにしたものづくり戦略に基づき、グローバル展開の加速、新規商品の創出、ものづくり技術強化の3 つの施策によって、多様な顧客ニーズへの迅速な対応を図っていく。
各社に分かれている「企画」、「開発」、「生産」機能を統合したスイッチ事業の一体運営が必要不可欠と判断し、スイッチ事業をオムロン倉吉に承継させ、オムロン出雲を合併して事業会社化することにした。
現在の倉吉と出雲の生産拠点は、それぞれオムロンスイッチアンドデバイスの倉吉事業所、出雲事業所として生産を継続する。