日本通運は、現地法人・ブラジル日通が1月18日にサンパウロ州ソロカバ市にある総合倉庫会社、AURORA社と業務提携基本合意書を締結したと2月12日に発表した。
今回の業務提携で、ブラジル日通はAURORA社の保税在庫機能とCFS機能を兼ね備えたハイブリッドタイプの倉庫を活用することが可能となり、保税在庫と航空・海運フォワーディングの機能を組み合わせた、高度で柔軟性のあるロジスティクスサービスを提供していく。
AURORA社の倉庫は、サンパウロの貨物空港であるヴィラコポス空港より約60km、サントス港より約150kmに立地し、ブラジル日通は、税関員が駐在している保税倉庫内に日通の専用事務所を設置、専任スタッフを常駐させ、業務指導やカスタマーサービスを強化する。
AURORA社は2000年に設立、保税倉庫や営業倉庫、また港湾地区ではコンテナターミナルを運営するなど、ブラジル国内で最大規模を誇る総合倉庫会社。
