樹脂と天然資源の複合材を製造販売するカンキョウワンは2月23日、ウッド・プラスチック・コンポジット(WPC)工場をベトナムで着工したと発表した。
ベトナム工場は、WPC生産技術の向上と製品開発、海外でのWPCの生産・販売のためで、新工場の年生産能力は1500トン。ハノイ市に近いフン・イエン県に建設される。敷地面積は1万2000㎡で、竣工後に初年度の売上3億円を見込む。3年後にはホーチミン市、ダナン市にも展開を図り、製造拠点を整備。年間売上高を10億円に引き上げる。
WPCは廃木材や廃プラスチックを主原料とする再生複合建材で、プラスチックが混合されているため、木材に比べ耐水性が良く、デッキ、フェンス、ルーバーなどのエクステリア材として使用されている。