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石川島建機/中国に合弁会社設立

2004年09月12日/未分類

石川島建機(株)(以下:IK)は、香港の中駿機械有限公司(董事長:黄朝陽氏。以下:中駿)と、中国における中・小型油圧掘削機(ミニショベル)の製造・販売を行う合弁会社を共同出資により設立することで合意した。

現在、中国の中・小型油圧掘削機(ミニショベル)分野では、日本、欧米、韓国、中国の合計20社が激しく競合している。IKは昨年3月に、中駿を販売代理店として最新の日本製完成機の販売を開始し、年間140台を販売したが、昨今の日本・韓国の競合他社による現地生産開始に伴い、早晩、価格競争必至の状況になっているため合弁会社を設立する。

中国は今後、中・小型油圧掘削機(ミニショベル)の大きな需要増が期待される市場(2008年に2万台超)であり、消費地に近い所で需要に直結した生産拠点を設け、価格競争に打ち勝ち、シェアアップを図る。

合弁会社の概要:
会社名:石川島中駿(厦門)建機有限公司(以下「石川島中駿」)
設立予定日:平成16年11月30日
本社所在地:中国・福建省厦門市集美区北部工業区内
工場所在地:同上
工場操業開始時期:平成17年6月
董事長:米今收(IK常務取締役が兼務)
役員:未定
資本金:3,000万人民元(約3.9億円)
出資比率:IK51%、中駿49%
合弁期間:15年間
事業内容:
①IKの中・小型油圧掘削機の製造・販売
②IKの中・小型油圧掘削機完成車の輸入販売
人員:発足時59名
対象地域:中国(台湾を除く)。輸出はIK経由で行う。
技術供与:IKは石川島中駿に対してIK製中小型油圧掘削機に関する技術供与を行う(期間15年)。
年間売上目標:初年度1.4億人民元(約18.2億円)

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