名鉄運輸(株)は5月20日の決算発表時に公表した平成17年3月期(平成16年4月1日~平成17年3月31日)の中間期業績予想を修正した。
売上高45700百万円(見込み額より1.3%減)、経常利益30百万円(96.1%減)、中間純利益マイナス220百万円。
当中間期は、企業宅配が減少する中、小口混載貨物を増加し、引越受注を強化することに努めたが、混載貨物量は増加したものの、運賃単価は前年を下回り、売上高は連結・単体とも前回予想を下回る見込みとなった。
一方、輸送原価は燃料費の高騰や排ガス規制の投資負担が重なり、幹線部門の外注化も費用増になり、過年度の事故処理等により特別損失が膨らんだ。
損益面では連結で中間純損失、単体では経常損失、中間純損失を計上する見込み。