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NEC/中国でITマネジメントサービス事業の「上海日電管理咨詢有限公司」設立

2004年11月07日/未分類

NEC信息系統(中国)有限公司は、中国でSI事業を展開する現地企業の上海暢思信息科技有限公司と合弁で、中国進出の日本企業を対象として、日本語の堪能な中国人SAPコンサルタントが導入と運用サポートを中心にITマネジメントサービスを提供する新会社「上海日電管理咨詢有限公司」を中国上海市に設立した。

新会社の資本金は1億円で、出資比率は、NECソリューションズ(中国)が80%、CHANCE社が20%で、総経理には落合博見(現NEC第一製造業ソリューション事業部中国ソリューションコーディネーター)が就任する。

新会社は中国に進出している日本企業のシステム運用サービスを目的に設立した会社で、主な事業内容は、企業の基幹システムのITマネジメントサービスに関連する業務で、総て日本語にて対応することが可能。

対象業務は、SAPをはじめERPシステムの運用サポートを中心とした導入コンサルティング、システム構築、運用・保守サービス等と、アプリケーションソフト開発やシステム定着化支援と、SAPと他のERPとのインターフェース提供サービス。

新会社では、日系製造業などを中心に5社の運用サポートの実施を既に予定しているが、2007年度末までには約40社への支援を実現する計画で、今後3年間で約20億円の売上を見込んでいる。

また人員については、設立時23名でスタートし、2007年度末には約80名に増員することを計画している。

現在、中国における日系企業のSAPの導入数は約250社で、導入各社は厳しい競争環境の中で事業を展開しており、一層の費用削減が命題となっている一方で、日本語による運用サービス支援を望む声が高まっている。

NECでは、中国にて日本語によるSAPの運用サポートに定評のあるCHANCE社と合弁で新会社を設立することにより、日本語が堪能でかつSAPの運用サポートにも秀でたIT要員を確保し、日本からの出向社員によるマネジメントコストの削減や負荷軽減に貢献することで、日系企業を支援していく。

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