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ラサール/「日本ロジスティクスファンド」第1号物件決定

2004年11月07日/未分類

世界的な不動産投資運用会社であるラサールインベストメントマネジメントインク(以下:ラサール)は11月5日、日本国内の物流施設を投資対象とする「ラサール日本ロジスティクスファンド」の第1号物件を着工した。

物件は、ラサールがことし9月に取得した千葉県市川市塩浜駅前の36,010㎡(10,893坪)の敷地に、大手物流会社向けの大型物流センターを建設するもの。

竣工は2005年9月を予定し、竣工後は同物流会社が顧客向けに提供する高度な物流サービスを支える重要な拠点となる。設計施工は鹿島建設(株)が担当。

本物件の特徴は、延床面積62,338㎡(18,857坪)、基準階面積が約19,000㎡(約5,800坪)の大型物件で、首都高速湾岸線の千鳥町インターチェンジに近く、広範なエリアへの配送を可能にするとともに、港や空港へのアクセスが良好。

さらにJR市川塩浜駅から徒歩3分の距離に立地するなど雇用の面からも優れた特色を兼ね備えている。

ラサール日本ロジスティクスファンドは、ラサールが運用するクローズド・エンド型の不動産投資ファンドで、同ファンドの主な投資家は、米国、欧州、アジアの大手年金基金などの機関投資家。

ラサールは物流施設への投資・開発をグローバルに展開しており、現在のところ約45億米ドル相当の物流不動産のポートフォリオを保有しており、豊富な投資実績と経験をもっている。

具体的には、企業と物流企業の資金ニーズに応えることができ、バランスシートを改善しながら、より効率的な物流システムの構築を目指す企業に、新たな物流ソリューションを提供したいと考えている。

今後、そうした企業のニーズの拡大に応えるべく、投資規模を1,500億円程度にまで拡大していく。

この中には、ラサールがカリフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース、CalPERS)と共同出資で設立したCalEastIndustrialInvestors,LLCを通じて投資した約110万坪にのぼる北米の物流不動産のポートフォリオを含んでいる。

なお、ラサールは2003年9月に東京都江東区若洲で7,600坪の物流センターへの投資を発表したが、本物件はラサールがビルド・トゥ・スーツ手法で手掛ける物流不動産投資の第2号案件となる。

問い合わせ先
ラサールインベストメントマネジメント
広報担当:李/中田(IFC)
Tel03-5532-8921
Fax03-5532-8367

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