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日本オラクル/PLMアプリケーションの最新版を発売

2008年06月20日/IT・機器

日本オラクルは6月19日、オラクルのPLM(製品ライフサイクル管理)アプリケーションの最新版「Agile(アジャイル)PLM9.2.2.4」の出荷を開始すると発表した。
AgilePLMは、開発プロセス管理、関連部門のコラボレーション、統合BOM(部品表)管理を行うアプリケーション製品。各種規制対応、製品開発情報で厳正、精密な管理が求められるハイテク、食品、自動車部品、機械やヘルスケアなどの業界からのニーズが拡大しており、グローバルで1300社以上が導入しているという。
最新版では、オラクルの業務アプリケーション製品群「Oracle Applications」との連携、設計情報の可視化を図った。
オラクルの業務アプリケーション製品群との連携では、同社のアプリケーション統合基盤「アプリケーション統合アーキテクチャ」を活用し、AgilePLMと、オラクルの業務アプリケーション「Oracle E-Business Suite」「JD Edwards EnterpriseOne」とのSOAによるプロセス統合を可能にした。
AgilePLMの製品開発プロセスと「Oracle E-Business Suite」の生産管理プロセス、AgilePLMの製品開発プロセスと「JD Edwards EnterpriseOne」の生産管理プロセスで、それぞれの技術的連携を容易に実現するためのパッケージ「プロセス統合パック」を順次提供開始していく。
設計情報の可視化では、オラクルのデータ転送機能「Oracle Data Integrator」とレポーティング機能「Oracle Business Intelligence」を活用してAgilePLMの製品開発プロセス情報を即時にダッシュボードとして可視化することを可能にした。
製品開発プロセスにおける製品ユニット毎のコストや開発状況のステータスが一画面で閲覧でき、開発部門責任者、製品担当者や経営者層の意思決定と迅速な判断に役立てることができる。
対応プラットフォームはクライアントOSがWindowsVista32ビット・64ビット版、WindowsXP32ビット・64ビット版で、サーバーOSがWindows2003R2の64ビット版。価格は「Agile Engineering Collaboration」20ユーザーで1836万円(税込み)からとなっている。
問い合わせ先
Oracle Direct
TEL0120-096-155

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