(株)マルイチ産商は10月1日、「首都圏生鮮流通センター」を設置、オープンする。
同社は、従来より生鮮品流通分野を当社のコア・コンピタンス(中核事業)とし、また、首都圏・関東圏及び中京圏を主たる事業エリアとしてとらえ、事業開発と拠点展開をすすめ、埼玉県久喜市に建設をすすめてきた、生鮮品及び低温流通商品専用の物流センターが竣工したため、10月1日に「首都圏生鮮流通センター」として業務を開始する。
「首都圏生鮮流通センター」は、生鮮品及び日配品の全国的な集荷・中継・輸送及び関東圏の顧客への配送基地であり、昨年11月に稼動した名古屋低温流通センターと合わせ、東西を結ぶ国内調達物流の基幹センターとして、また、「生鮮SCMの総合物流基地」としての役割をもって、事業をスタートさせる。
全国的な生鮮品流通の革新を目指すために、メーカーや卸売業、物流会社など、生鮮SCM構築のパートナー会社を募り、このセンター機能を活用を計画している。
また、グループの共同物流センターとしての役割も持たせ、首都圏における水産事業部、畜産事業部の各営業拠点及びグループ会社が活用できる首都圏物流インフラとしての活用も想定している。
新たなパートナー会社の拡大を図るとともに、今後は当社としての生鮮卸売事業を付加してゆくなかで、事業拡大を目差し、今後、第2期工事、第3期工事へと漸次計画化をはかり、最終では4000坪クラス、通過金額で300億円規模の流通センター構築を目指す。
流通センターの概要
住所:埼玉県久喜市河原井町10-1(久喜菖蒲工業団地内)
敷地面積:20,234㎡(6,120坪)
建物概要:構造鉄骨造鋼鈑葺2階建、1階4,857㎡(1 487坪)、2 階619㎡(193坪)
合計5,476㎡(1 680坪)
機能別面積
・流通センターは高床式で、入出荷・中継スペースとして、993㎡(301坪)のオープンバースを持つ。
・低温ピッキングスペースとして、1,660㎡(503坪)の低温(5℃)仕分スペースと12 基のドッグシェルターがあり、保管スペースとしては、物流センター内に冷凍庫(―30℃):200㎡(61坪)と冷蔵庫(―5℃):200㎡(61坪)を設置。
能力
中継物流:通過金額で120億円
店別仕分・配送:通過金額で40億円
初年度計画:通過金額で40億円
(ただし初年度は平成14年10月から平成15年3月までの6ケ月間の予定額)
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マルイチ産商/「首都圏生鮮流通センター」新設
2002年09月23日/未分類
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