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富士重工業/カートレーラー事業を輸送機工業へ営業譲渡

2003年04月02日/未分類

富士重工業(株)は、車両事業部のカートレーラー事業を、関係会社でトレーラーやクレーン車・建材・自動車部品などの製造・販売を手がける輸送機工業(株)へ、4月1日をもって、営業譲渡した。
営業譲渡の内容は、下記の通り。
1. 富士重工業は、カートレーラーの製造、販売などに関する営業権を輸送機工業に譲渡する。
2. 輸送機工業は、事業継承に必要な棚卸資産、知的財産権などを富士重工業から取得する。
3. 富士重工業の既納車のアフターサービス・保守業務については、輸送機工業が引き継ぐ。
4. 富士重工業は、営業・技術要員約10名を輸送機工業へ出向させ、今後の展開を支援する。
富士重工業のカートレーラー事業は、1970年に初号車を完成して以来、数々のタイプを製造し、累計生産台数は2 857台に及ぶ、この分野における2大メーカーの一つ。
最近では、より効率的な事業運営を図るため、生産を2002年10月に輸送機工業へ移管し、輸送機工業からのOEM供給を受けて営業活動を行っていた。
今回の営業譲渡により、同社はカートレーラー事業から撤退し、富士重工業グループとしては輸送機工業にトレーラー事業を一元化する。
輸送機工業は、これまで生産移管を通じて、富士重工業で培われた技術の伝承を進めてきた。今後は、事業の一元化によるコスト削減や、輸送機工業が持つ全国5ヶ所の拠点を活用した営業活動力の強みを生かし、現在国内のカートレーラー需要で約3割を占めるシェアの拡大を図る。

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