富士物流(株)の平成16年3月期第1四半期業績概況の経営成績は下記の通り。
経営成績(連結)の進捗状況
同社グループは平成15年5月23日に2003年度(2004年3月期)から2005年度(2006年3月期)までの3ヶ年の中期経営計画を発表し取り組みを始めている。
計画の骨子は「心のこもったロジスティクスサービスのフロント・ランナーズ」として「お客様の物流
革新を一括して引き受ける」こととし、厳しい状況の中で顧客に満足いただける物流サービスをお届けすることによって、物流業界で存在感のある会社となることを目指している。
第1四半期における業績は概ね計画通りに推移しており、前回(平成15年4月25日)発表の中間
期及び通期の業績予想についての修正はない。
営業収益は、前年同期より2億9百万円減少し、82億20百万円(対前年同期比2.5%減)。
富士電機グループ向けは、前年同期より76百万円減少し、44億25百万円(対前年同期比1.7%減、構成比53.8%)。
内容的には、電力プラントの海外輸出案件の減少に伴う輸送量の減少ならびに国内の販売物流関係が低調に推移した。
富士電機グループ向け以外の顧客は、前年同期より1億31百万円減少し、37億95百万円(対前年同期比3.4%減、構成比46.2%)となった。
第1四半期においては、造花・ドライフラワー・インテリア雑貨卸商社の3PL業務を新規受注したほか、ヨーロッパ現地法人(在オランダ)での工業用ミシンメーカーの3PL業務の受注拡大ならびに24時間365日サービス分野の受注も拡大した。
しかし、不採算取引の見直し・取引解消ならびに顧客からの値下げ要請等により前年同期に対
して微減となった。
営業利益は、不採算取引の解消ならびに営業原価全般の削減により、前年同期より96百万円増加し1億60百万円(対前年同期比152.7%増)。
内容的には物流センターロケーションの見直しによる倉庫賃借料の削減や借地料の引き下げ、経費全般の削減を推進した。
経常利益は、前年同期より86百万円増加し、1億67百万円(対前年同期比105.3%増)。当期純利益は、前年同期より65百万円増加し、96百万円(対前年同期比206.1%増)。
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富士物流/平成16年3月期第1四半期業績概況
2003年07月31日/未分類
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