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富士物流/売上高15.7%減、営業利益54.7%減

2010年01月27日/3PL・物流企業

富士物流が1月27日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は255億800万円(前年同期比15.7%減)、営業利益2億4900万円(54.7%減)、経常利益2億900万円(59.5%減)、当期利益4100万円(78.0%減)となった。

第3四半期の売上高は荷動き全般が急激に低下したため減収となった。一般顧客向けの営業収益は、25億700万円減少し128 億900万円(16.4%減、構成比50.2%)となった。前年度後半から精密機器関連の大口3PL業務を開始し、また、エレベータや衛生管理製品、化粧品通販関連の取扱高が増加した一方で、工業用ミシン、チップマウンターや情報機器関連の取扱高と海外向けのトラクターの取扱高が減少した。

富士電機グループ向けの売上高は22億2600万円減少し、126億9800万円(14.9%減、構成比49.8%)。発電・変電プラントの取扱高は堅調だったが、磁気記録媒体、半導体などの取扱高は低調に推移した。

営業利益は、緊急損益改善委員会を立上げ経費削減と固定費の圧縮に努めたが、大幅な減収のため減益となった。

通期は売上高335億円(13.5%減)、営業利益4億円(29.0%減)、経常利益3億5000万円(31.9%減)、当期利益1億円(3.3%減)を見込んでいる。

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