サントリー／西日本の洋酒瓶詰め生産拠点再編

サントリー（株）は、事業構造強化のため生産拠点の整理統合を検討してきたが、西日本の洋酒瓶詰め生産拠点を、現行の大阪工場（大阪府大阪市）と道明寺工場（大阪府藤井寺市）の２工場生産体制から、大阪工場１工場生産体制に整理統合することを決定した。
道明寺工場は、２００４年１０月末をもって操業を休止し、大阪工場には、最新技術を導入した新ラインの建設など積極的な設備投資を行い新たな生産体制を構築していく。
大阪工場は、１９１９年に赤玉スイートワインの瓶詰めでスタートし、その後洋酒・ワインの西日本拠点工場としてウイスキー・ブランデー・ワイン・焼酎の瓶詰と原料用アルコールの蒸溜を行っている。
また、道明寺工場は１９３４年に操業開始。主にブランデー・ワインの瓶詰、リキュール・スピリッツの原酒の生産・瓶詰拠点として操業している。