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DHLジャパン/「クオリティ・コントロール・センター」オープン

2005年02月17日/未分類

DHLジャパン(株)は、貨物輸送に関わる情報をリアルタイムでモニタリングし、危機対応時には中枢機能の役割も果たす「クオリティ・コントロール・センター(以下:QCC)」を開設した。このQCCは日本初開設で、アジア太平洋地区では5番目となる。

東京ディストリビューションセンター(以下:TDC東京都江東区)内に位置するQCCは、8面の50インチのモニターにより航空会社のシステムとリンクした貨物輸送データや、国内ゲートウェイの監視カメラ、世界情勢などを包括的にモニタリングする。

主な役割は、「より正確な貨物輸送の管理」「危機管理」「セキュリティ管理」の3点。

貨物輸送の管理は、サービスセンターとTDCを結ぶすべての輸送車両にGPSを搭載することで車両に搭載したGPSシステムに加えて、日本初導入となる渋滞情報を予測し到着時刻を表示することができる運行支援システムにより、貨物の運航状況の把握がより正確に行われるようになる。

また、QCCは危機管理センターとして、危機の予測、発見から解決までの対応のプランニング、社内の業務部門、カスタマーサービス部門、広報などの他部門間のコーディネーションセンターの役割を担う。

QCCから国内ゲートウェイに設置されたセキュリティカメラの映像を通じて監視を行い、お客様の貨物が安全に処理されていることをチェックする。

今回のQCCオープンに関して、DHLジャパンでは「QCCの設置により、最先端のコミュニケーションネットワーク、ハードウェアとソフトウェアを導入し、輸送中の貨物のトラッキングがより正確になるとともに、危機管理能力が向上します。お客様にさらに優れたサービスの提供が実現できると確信しています。」としている。

「クオリティ・コントロール・センター」の特長
・24時間365日体制で航空輸送状況、国内輸送車両の運航状況、国内ゲートウェイ、世界中の最新ニュースをモニタリング
・DHLアジア太平洋地区の5拠点とオンラインネットワークで接続。
※アジア太平洋地区リージョンオフィス(シンガポール)、香港、バンコク、シドニー、シンガポール
・モニターには50インチモニターを8個使用

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